【スノボ初心者】リフト降り方解説!コツは目線だけ⁉論文参考

リフトの写真 how-to
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スノーボード初心者がゲレンデでコノハをするまでに、リフトから降りるといったかなり高い壁が待ち受けます。ここで転んでしまうとリフトを止めたり、後ろから突っ込まれたりといいことがありません。

その影響からリフトに乗るのが怖い、リフトが嫌いと思ってしまう方も多いでしょう。しかし、リフトをうまく降りられない人は、そもそも正しい降り方を知らない可能性があります!

そこで本記事では、リフトの正しい降り方を解説するとともに、論文にもとづいたリフト降り方のコツをご紹介!

本記事を読めば、あなたのリフト恐怖症を克服できるかもしれません!リフト怖い、もしくは降りられないと思っている人はご覧ください。

本記事がおすすめの人
  • リフトが怖い人
  • リフトが上手く降りられない人
  • リフト降り方のコツを知りたい人

まずは正しいリフトの降り方を知ろう!

リフトの写真

リフトをうまく降りられない人は、そもそも正しい降り方を知らないかもしれません。そのためまずは正しい方法を知っておきましょう!
「すでに知っているよ」という人は飛ばしてOKです。

リフト降り場が近づいたら半身になる

リフト降り場が近づくと慌ててしまうかもしれませんが、まずは安全バーを上げずに体を半身にしましょう。(イメージとしては半ケツで座る感じです。)

そのときスノーボード自体も滑りやすいように真っ直ぐにしておきます。この時ボードが横を向いたままだとエッジが引っかかって危険です!

安全バーを上げる

安全バーの写真

半身になったらリフト降り場直前で安全バーを上げましょう。とはいっても「直前ってどこやねん!」てなりますよね。

具体的な距離に表すと5メートル程度で大丈夫です。ただ、リフトによっては早いものがあるので、自分が万が一落下しても安全な位置であげるようにしましょう。

デッキパッド(滑り止め)に後ろ足をセット

リフトを降りるとき失敗する原因で比較的多いのが、片足で滑るのが怖くて歩こうとしてしまうパターン。歩く方が一見簡単そうに見えますが、実はとても危険です。

なぜならリフト降り場は多くの人が通過するため、雪が削られて滑りやすくなっています。そのため、歩こうと足をついてしまうとその時点で転倒してしまうかもしれません。

そうならないために、ビンディングを付けていない方の足は必ずデッキパッド(滑り止め)の上にセットしておきましょう。

あらかじめセットしておけば、後は立ち上がるだけで勝手に滑れますし、降り場についてから慌てないため失敗が減ります!

リフトを少し押しながらゆっくり立ち上がる

さあ、リフトを降りるときです。何も知らないと滑るのに集中しているため、急に立ち上がってしまうでしょう。

しかし、急に立ち上がるとバランスが取れないうえに、さっきまで乗っていたリフトに膝カックンされて転倒します。

膝カックンされないためには、立ち上がるときに少しリフトを押してあげましょう。すると自然に前傾になれますし、ボードも前に動き始めるのでそのまま滑っていけます。

正しい降り方をまとめると…

ここまで正しい降り方を解説してきたので、全部まとめて要約してみましょう。

  • リフト降り場が近づいたら半身(半ケツ)になる※ボードもまっすぐにする
  • 落ちても大丈夫な位置で安全バーを上げる
  • デッキパッドの上に外している足をセットしておく
  • リフトを少し押しながら判ケツ状態でゆっくり立ち上がる

最初の半身(半ケツ)状態になってボードをまっすぐにするだけでも、リフト降りやすさはかなり変わると思います。

覚えきれない場合は最初と最後の項目だけ絶対に覚えましょう!特にリフトを押しながらゆっくり立ち上がるのは、上級者になっても使えるスキルですよ。

それに、今後初心者を教えるうえでも目から鱗な情報になると思います!

リフトに乗る前の事前練習

スノーボーダーの写真

リフトの正しい降り方が分かっても、初めてリフトに乗る場合は絶対怖いですよね。そんなあなたのために、リフトに乗る前の事前練習を3つご紹介します!

片足歩きの練習

まずは基礎的な内容で、片足歩きの練習です。少し調べた人ならスケーティングをイメージするかもしれませんが、片足歩きとはスケーティングの前段階になります。

方法は簡単で、ビンディングを付けていない足をボードの前か後ろに出して横に歩くだけ。
まずは平な場所で練習して、次にちょっとした斜面を登ってみましょう。

片足歩きの練習(坂バージョン)

坂を上るときは、足を板の前に出して板を自分の後ろに持ってきます。その状態でつま先を立てて、板を階段のようにしながら登ってみましょう。

つまり、坂を正面にして上っていきます。あまり滑りに直結するわけではありませんが、覚えておいて損はありません。

コツとしては膝を曲げるとつま先を立てやすいですよ!

片足滑りの練習

片足立ち

山を登れるようになったら降りなければいけません。そこで、片足滑りの練習をします。片足滑りはリフトを降りるときに使えるスキルなので、あらかじめ練習しておいた方が怖さを軽減できますよ!

やり方は簡単で、ボードをまっすぐ坂の下方向に向けてビンディングをつけていない方の足を乗せるだけ。急な坂だとキツイしスピードも早いので、なるべく平坦に近い場所で練習しましょう。

このとき危ないと思ったら膝と腰を丸めて座るように転びます。
ただし手をついてしまうと怪我のリスクがあるので要注意です!なるべくお尻だけで着地しましょう。

リフトで必ず転んでしまう!スノボリフト降り方のコツは?

「何度乗っても必ず転んでしまう…」そんな人は降りるときに足元を見ていませんか?確かに怖いので足元を見てしまう気持ちはわかりますが、実はそれだといつまで経っても上手く降りられません。

そんなあなたに紹介したい唯一のコツがあります!下記では論文に基づいた理由も紹介していきますね。

目線を意識してみよう!

目の写真

リフトを失敗してしまうあなたに意識してほしいポイント。

それはずばり目線です!

とはいっても特別難しいわけではなく、真っすぐ前を見つめてあげるだけ。足元ではなく、真っすぐ前の一点に集中しましょう。

「それだけで変わるの?」と思うかもしれませんが、実は片足で1点を見つめるとバランスを取りやすいのは、ヨガのポーズでも言われています。
信じられない人は片足立ちになって視線を動かしたときと、真っすぐ一点を見つめたときをくらべてみましょう。

どうでしたか?多くの人は一点を見つめただけで片足立ちが上手くなったはずです。

これをリフトで考えると、リフトを降りるときに足元を見てしまうことで、足元が動くためにバランスがとりにくくなると考えられます。

つまり、まっすぐ前を見つめてあげればバランスがとりやすくなって、すんなり降りられるわけです。

視線とバランスの関係性(理学療法学抄録を要約)

とある研究で視線を下方向に向かせたときと真っ直ぐ前を向かせたときで、立っているときや歩いているときのバランスに影響があるのか調べました。

すると、下方向を向かせたときの方が、バランスに影響を与えたようです。

この結果から考察されたのが、前方を見ることで壁などと比べて、自分の身体がどの程度傾いているのか正確に測れるのに対し、下を向くとそれらの情報が正確ではなくなるためバランスが悪くなったのでは?ということでした。

つまり、信じられないくらいシンプルに要約すると、下を見てたら視覚情報がバグってバランスとれないよってことになります。

参考リンクはこちら

実は乗るのも怖い…。リフト上手に乗る方法はある?

リフトの写真

リフト降り方以前に乗るのも怖い人は意外と多いのではないでしょうか?確かに、正しい方法を知らないとリフトの下に巻き込まれてしまう可能性があります!

実際エッジがひっかかって足が巻き込まれた経験のある人や、巻き込まれている人を見たことがある人はいるでしょう。

そんな人におすすめのコツとしては「リフトを押さえながら乗る」です。こうすればリフトの勢いを軽減して静かに乗れますよ!

(詳しくは以下の記事も参考にしてみてください)

まとめ

リフトはスノーボードをするのに欠かせないものですよね。しかし、リフトをうまく降りれないとスノーボード自体も嫌いになってしまうかもしれません。
そうならないように、本記事を参考にして正しい降り方をマスターしましょう!
覚えるまでは、ぜひ本記事をブックマークしていつでもチェックできるようにしておいてくださいね。

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