OJKプレートのモーションアシストが気になっているけど、実際自分が求めているプレートなのか知りたいと思っている人は多いでしょう。
確かにプレートの試乗は中々できませんし、買う前になるべくイメージを持っておきたいのは当然ですよね。
そこで本記事では、実際に使ってみた感想を含め、使用した人のレビューなども合わせてモーションアシストを紹介していきます。
本記事を読めば、あなたがモーションアシストを買うべきかどうか分かるだけでなく、より自分に合ったプレートが見つかるかもしれません。
(OJK公認)OJKプレート購入
当サイトではOJKプレートに許可をいただきプレートやボードの販売を行っています。
他店では在庫切れのカラーなども販売できますので、ぜひお気軽に下記のリンクからご購入ください。

モーションアシストとは
モーションアシストはOJK special snowboardが開発したフリースタイルスノーボード用のプレートです。
OJKプレートのラインナップに含まれ、カービング好きの方はもちろん、グラトリやラントリが好きな人の間でもジワジワと広がっています。
最近ではカービングの大会でも使用している人を見かけるようになりました。
モーションアシストの特徴

モーションアシスト最大の特徴はその薄さによる着け心地!主な特徴を紹介していくので見ていきましょう。
薄く柔らかい素材
モーションアシストはこれまでのプレートの概念をくつがえす超うす型と、グニャグニャ曲がる柔らかい素材が特徴の一つです。
いい意味でプレートを着けている感覚がなく、足元の感覚やボードのトーション・フレックスに干渉するのが嫌という人でも着けやすくなっています。
Rに削られた形状
モーションアシスト最大の特徴といえるのが、4隅をR形状に削っている点。
4隅を削ることで、重心の移動がしやすくなるだけでなく、プレートの中心のみがボードと設置することで、より板へのパワー伝達も効率的になります。
長ビスを採用しレール式にも対応
モーションアシストはこれまでのOJKプレートとは異なり、20ミリの長ビスを採用しています。
それに合わせてプレートの穴も「2×2」「4×4」「レール式」対応へ変更されており、これまで以上にユーザーの幅が広がりました。
モーションアシストの効果

モーションアシストは板の能力を上げるというより、乗り心地を向上させてくれるイメージのプレートです。例えるなら、車のパーツを少し良い物に変更したようなもの。実際の効果を下記で紹介していきます。
カービング性能向上
モーションアシストを使うことでカービングをしやすくなります。というのも、R形状の効果によって、より重心を谷へ落としやすくなるため。
その上プレートとしてのパワー伝達の効率も複合して、カービング性能が向上しています。
重心移動のしやすさUP
R形状によってグラトリのようなスムーズな重心移動が必要なとき助けてくれるのも効果の一つ。
軽いので通常のプレートのように板の重さを気にする必要がありませんし、ラントリやグラトリをするとき邪魔になりません。
実際何もつけていないときに比べてトリックが打ちやすくなったと個人的にも思います。
ボードの反発感UP
モーションアシストはプレート無しに比べてパワー効率が良いので、ボードの反発感もUP。
なぜなら構造上バインディングを着けたときに、プレートの中心に圧がかかるようになっているからです。
振動抑制
モーションアシストには若干の振動抑制効果もあります。
振動が抑制されることで滑りにストレスがなく、脚への負担も軽減されるので長時間滑りたい人にも嬉しい効果です。
モーションアシストの使用感

モーションアシストを着けてみて最初に思うのは「着けた感覚がない」だと思います。これは人によって嬉しいポイントでしょう。
というのも、着けた感覚がないというのは、ひっくり返せばトーションやフレックスに干渉せず、足元の感覚を邪魔しないということ。
実際使用してみて、確かにトリックのしやすさやターンの向上などを感じられるかなと思いました。
ただ、私は普段もっと硬いプレートを使用しているので、これ一枚で満足かと言われればそうじゃないのも確かです。
そのため、スピード域や雪質、自分の求めるライディングに合わせてプレートを変更するのがいいのかなと思いました。
私はモーションアシストをトリック用のボードに使用していますが、クイックな重心移動などがやりやすくなり快適です。それでいて軽いため、従来のプレートのようにトリックには邪魔だなと思うこともありません。
どちらかと言えば、プレート感はないけどプレートの良さを少し体感したい人や足裏を変えず振動抑制をしたい人、ないより付けといた方がいいを体感したい人におすすめかなと思いました。
モーションアシストの口コミ・レビュー
モーションアシストを実際に使った人は、
- ターンにはいりやすくなりました。
- 軽いのでプレート感がなくて良かったです。
- 板の特性を保ちつつ全体的に良い感じになるのでオススメです。
- ほぼ全ての板にも取り付けられるのが嬉しいです。
- 足元から自然と傾くことを補助する感じがあり、圧雪でも深雪でも新しい感覚が得られました。
等の感想を持っていました。
モーションアシストの注意点

モーションアシストを使用するうえでいくつかの注意点があります。購入するときに迷わないよう確認してみてください。
ビスの長さに注意
モーションアシストはボードとビンディングの間に直接挟むため、バインディングに付属していたビスは使えなくなります。その代わりにプレートには20ミリの丸皿ビスが付属するので、そちらを使用しましょう。
もし付属のビスでも長さが足りない場合、自身でビンディングに付属したビスの長さを測り、+5ミリのビスを用意する必要があります。
ビンディングの種類によっては付属のビスが使えないことも
ビンディングによってはチャンネルプレートの形状の問題で、付属のビスでも数ミリ足りないことがあるので注意してください。
バインディングの角度によっては割れるかも
モーションアシストはリブ構造が円形のようになっていますが、バインディングの角度によってはリブがない部分に当たってしまい、一番力が加わる部分に割れが生じることもあります。
プレートの向きに注意
モーションアシストを着けるときは、「OJK」のロゴが内側になるのが正しいです。
見た目はどちらも大して差はないように感じますが、一応内側226ミリ、外側230ミリと形状が異なるので正しくつけましょう。
モーションアシストとドラグダケの違い

OJKプレートといえば、ドラグダケで知っている人も多いでしょう。ドラグダケも軽量で柔らかいのが特徴のプレートでした。
自分がどちらを買えばいいのか分からない人のために、目的別に違いを紹介します。
ドラグダケの目的
ドラグダケは名前の通り、基本ドラグを防止するのを目的にしています。フレックスを邪魔しないリブ構造によって、これまでのプレートとは異なり、足元の感覚を変化させずにドラグを防止できるのが特徴です。
ドラグダケがおすすめの人は…
- ハンマーヘッドのような細いボードに乗っているが、前振りにし過ぎたくない人
- ダッグスタンスカービングをしたい人
- グラトリもするが、カーブもしたい人
モーションアシストの目的
モーションアシストはプレート感をなくし、乗り手のポジショニングを向上させる目的があります。ボードの性能を向上させるというよりは、乗り心地を良くする方向性なので、足元を邪魔せずに技術力upに貢献してくれるのが特徴です。
モーションアシストがおすすめの人は…
- トリックが上手くなりたい人
- カービングターンの入りを良くしたい人
- 足元を変えずに乗り心地を向上させたい人
モーションアシスト以外のOJKプレート

OJKプレートはモーションアシスト以外にもさまざまなラインナップがあります。他にもあなたに合ったプレートがあるかもしれないので、ここで紹介しておきますね。
CP-01
01はOJKから初めて販売されたカービングプレートです。縦リブ構造が特徴で、板のフレックスを強化してくれます。トーションが強化される分スピードに強くなるので、縦にどんどん落としていきたいカービング勢の方におすすめ。
cp-02
02は01のアルパインバージョンです。こちらも縦リブなので、アルフレックスなどのガチガチなプレートはいらないけどトーションを強化したいと思っているアルペン乗りの方におすすめ。02はプレート付きの亜種バージョンもあります。
CP-03
03は初めて横リブ構造を採用したカービングプレート。横リブにしたことで、ボードのトーションを使いやすくなり、悪魔的なグリップ力とカービング性能を発揮しています。さらにアルミフレームも付属しており、よりトーションへアプローチすることも可能に。超強力なプレートなだけあって、簡単には手が出せない価格も特徴です。
ドラグダケ
ドラグだけの解消を目的に開発されたドラグダケ。トーションやフレックスを邪魔しないリブ構造が採用されており、足元の感覚を変えずにドラグを解消できる優れものです。ただ、特徴的なリブ構造のおかげで多くの人からカービングしやすくなったとの声も。ドラグダケと言いながらも副次的な効果が多く、幅広いユーザーから支持を集めている人気商品です。
モーションアシストの詳細
公式 | https://ojksnowboards.jp/ |
カラー | ブラック・ホワイト |
付属品 | ビス(20mm) |
料金 | 7,980円(税込) |
まとめ
モーションアシストを使えばこれまで以上にカービングターン、パウダー、トリックのやりやすさが向上するかもしれません。少なくとも着けていて損はないので、気になっている人は一度使用してみるのがおすすめです。
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