- スノボで使う筋肉が知りたい人
- スノボで使う筋肉を知って鍛えておきたい人
スノーボードは使う筋肉が違うなんて聞いたことありませんか?そのため、筋肉痛になりやすいイメージの人が多いと思います。
しかし、他のスポーツと特別違った筋肉を使っているわけではなく、単純に慣れていないだけです。そのため、普段運動をしている人なら筋肉痛になりにくいといえます。
そこで本記事では、スノボで使う筋肉とおすすめ筋トレをまとめました。本記事を読めばスノーボードで使う筋肉を知ったうえで、スノボに行く前の身体づくりができますよ!
スノボで使う筋肉の場所
多くの人は、スノボで使う筋肉は脚だけだと思っていますよね。しかし、実は脚以外にもたくさんの筋肉を使っています。
実は、スノーボードは全身運動。つまり全身の筋肉を使っています。そのため、全く運動していない人だと、次の日全身筋肉痛で「ベッドから起き上がれない!」なんてことも…。
そこでスノボのどんな時に使っているのかを踏まえて、実際に使っている筋肉を紹介していきますね!
脚(太もも)の筋肉
スノーボードで使う筋肉のうち、最も多く使われるのが脚の筋肉ですよね。そのなかでも太ももの筋肉が重点的に使われます。
スノーボードにおいて、太ももの筋肉は上級者になってからも使う筋肉で、シーズン初めは筋肉痛になる人が多いです。
それもそのはず、立っているだけでも脚の筋肉を使うのに、滑っているときはさらに負担がかかります。特に初心者だと怖くて太ももの筋肉に余計力が入りがちです。
お尻の筋肉
「お尻の筋肉なんていつ使うの?」と思うかもしれませんが、脚の筋肉と連動して使われる筋肉です。しかし、筋肉痛になるほど酷使する部分ではありません。
そのため、もしスノーボードでお尻の筋肉痛になったら、単純にお尻をついて転びすぎています。
そもそも筋肉痛は筋肉を酷使したときだけでなく、細胞が破壊されたときに起こるものです。つまり、外部からのダメージでも筋肉痛になります。
腰の筋肉
腰の筋肉は姿勢を維持するときに使われます。そのため、主に中級者以上の人が負担を感じる部分でしょう。
たとえば、ニュートラルポジション(基本姿勢)を維持するときなんかに使われる部位で、人によってはシーズン中、腰の筋肉が発達してきたと感じるケースもあるようです。
お腹の筋肉
お腹の筋肉は立ち上がるときや姿勢を維持するときなど、細かいポイントで使われます。
体幹の一部になる部位でもあるため、バランスをとるときも重要な筋肉です。
ただ、腹筋が割れるほど鍛える必要はありません。
腕の筋肉
意外と盲点なのが腕の筋肉です。スノーボードにおいては立ち上がるときや転ぶときなど、自分が想像している以上使われています。
とくに初心者の場合は転んで立ってのくりかえしになるため、次の日は筋肉痛で腕が使えないなんてケースも多いです。
腕といっても、主に使われるのは二の腕部分。専門的な言い方だと「上腕三頭筋」といいます。三頭筋は立ち上がるときに手を使う際たくさん使われる部位です。
スノボで筋肉痛になったときの対処法
スノボは普段運動をしていないと、次の日ベッドから起き上がれないほど筋肉痛になるケースも多いです。
そうなると日常生活にも支障が出ますし、仕事なんて辛くてやってられませんよね。
そこで「どうにか早く治したい!」と思う方におすすめなのが、ヒートショックプロテイン入浴法です。
海外のプロスケートボーダーも取り入れることがある方法で、筋肉の疲労回復に効果があります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
スノボのためのおすすめ筋トレ3選!!
スノーボードで使う筋肉をあらかじめトレーニングしておけば、筋肉痛の軽減やスノボスキルUPに役立ちます。
そこで筋トレ初心者でも簡単にできる筋トレを3つ用意しました。
以下の内容を参考に、ぜひ一緒にやってみましょう!
ノーマルスクワット
ノーマルスクワットは、下半身および腹筋や腰まで鍛えられる万能な筋トレです。正直これだけやっとけばいいまであります。
- 肩幅or少し広めに足を広げる
- 背中を曲げないようゆっくり腰を落とす※体重はかかと
- 太ももと床が平行になるまで腰を落としたら素早く元に戻る
20回×3セットを目標にしましょう。最初は慣れないため、無理のない範囲で行うようにしてください。
トレーニング中は呼吸を止めないようにしましょう。
プランク
プランクは体幹を鍛えるのに効果的なトレーニングです。「バランス感覚がないんだよなぁ」と思っている方はぜひ試してみてください!
- 両肘を床につけたまま、うつぶせになる
- 背中を丸めないように腰を浮かせる
- 頭~かかとまで一直線になるように意識して姿勢をキープする
まずは1回20秒を目指しましょう。慣れてきたら20秒×3セットを続けていきます。
セット間のインターバルは10秒に設定するのがおすすめです。
リバースプッシュアップ
立ち上がるときに使う筋肉、三頭筋を鍛えるならリバースプッシュアップがおすすめです。椅子や低いテーブルなどを使って簡単に行えます。
- ベンチなど手を付ける台を用意
- 肩幅分広げてベンチの前に座るように手をつく
- ベンチに手をついたら足と腰をしっかり伸ばす
- 腕立てのように上下動作を繰り返す
腰を丸めると負荷が腕から逃げてしまうので、なるべく前傾にならないよう注意しましょう。
まずは10回を目標とし、慣れてきたら20回×3セットを行います。
負荷が強すぎると感じる人は、膝を曲げて行いましょう。
おまけ:スノボで筋肉は大きくなる?
結論からいえば、スノボをしたからといって筋肉が大きくなるケースはほぼないでしょう。
というのも、スノボは有酸素運動であり、主に遅筋と呼ばれる筋肉を使うからです。
遅筋を簡単にいえば持久力のある筋肉でほぼ肥大することはありません。たとえば、マラソンなどを行うと鍛えられますが、マラソン選手にマッチョな人はいないですよね。
スノボを続けることで筋肉が肥大することはありませんが、持久力がついて疲れづらくなったり前は耐えられなかった姿勢ができるようになったりします。
まとめ
スノボに使う筋肉をしっておけば、あらかじめ鍛えて筋肉痛予防やスノボスキルUPに繋がります。雪上だけでなく、日常生活でもトレーニングを取り入れて、さらにスノーボードを楽しみましょう!
そのためにも、本記事を参考にしてみてくださいね。
コメント