突然ですが、最近疲労が溜まりやすかったり肌のトラブルが増えてきたりしていませんか?もしかしたら血行不良が原因かもしれません。
そこでおすすめしたいのが血行促進。とはいっても、血行促進とは具体的にどんなもの?と思いますよね。
そこで本記事では血行促進とはなにか?についてや血行促進させる具体的な方法などを解説していきます!
血行促進すればあなたの身体の不調も一気に改善されるかもしれません。本記事をよんで、血行促進について知っていきましょう。
- 血行促進について知りたい人
- 血行促進の具体的な方法が知りたい人
- 最近体の調子が悪い人
そもそも血行促進とは?
血行促進とは単純に血のめぐりを良くすることです。
血のめぐりが悪くなると、私たちの身体はさまざまな不調をきたします。
たとえば、一見関係ないように感じる疲れやすさも血の巡りが悪いせいです。
もちろん他にも理由はありますが、疲れやすさの原因の一つであるのは間違いありません。
血行促進するとどんな効果がある?
血行促進はいかにも健康そうな言葉ですよね。そのためなんとなく血行促進するから体に良いと思っている方も多いと思います。
しかし、具体的な血行促進効果を知っておきたいと感じる人もいるでしょう。
そこで血行促進することでどんな効果があるのか?血行促進に関するメリットに触れていきたいと思います!
疲労回復
血行促進すると疲労の原因となる物質が分解されたり老廃物が流れやすくなったりするため、結果的に疲労回復に効果があります。
そのため最近ではアクティブレスト(積極的休養)と呼ばれる手法も注目され出しました。
アクティブレスト(積極的休養)は、あえて軽い運動を行い、血液の循環を良くすることで効率的に疲労物質の分解を狙ったものです。
冷え性改善
血行が促進されれば、冷え性も改善されます。というのも、冷え性は血の巡りが悪いことで身体の隅々まで熱エネルギーが送られないのが原因。
血行促進して血液を隅々までいきわたらせれば、熱エネルギーが効率的に運ばれるため、手足の冷え性に抜群の効果があります。
肌のトーンアップやたるみ改善
「血行促進と肌トラブルになんの繋がりがあるの?」と感じるかもしれませんが、肌トラブルの原因は新陳代謝の衰えが大きく関わっています。
新陳代謝が衰えると新しい細胞を生み出せなくなりますが、血行不良のせいで細胞を生み出す力の衰えに拍車をかけてしまうわけです。
なぜなら、血行不良によって必要な栄養や酸素を肌に送れなくなるため。
そのため、血行促進して必要なものを届けてあげると、肌のトーンアップやくすみ、シワ改善に繋がります。
肩こりや腰痛の改善
デスクワークの多い現代人は、肩こりや腰痛に悩まされていますよね。ここでも血行促進は重要な役割を担っています。
というのも、肩こりや腰痛は血行不良によって必要な酸素や栄養が送られないことで起こるものだからです。
そのため、血行の促進を目指すと肩こりや腰痛改善にも効果があります。
便秘やむくみ解消
便秘やむくみは体内の老廃物が排出されずに起こるものです。
そもそも老廃物はどのように排出されるのかというと、血液が腎臓まで送って尿として排出しています。
そのため、老廃物の運び屋である血液の循環が悪くなることで、うまく老廃物が腎臓まで送られずに体内に残ってしまい、便秘やむくみの原因となるわけです。
なぜ血行不良になるの?
血液は常に体をめぐっているものですし、なぜ血行不良になるのか分からない人もいると思います。
簡単にいえば健康的な生活を送れていないからに尽きるのですが、どこが健康的ではないのかは人によってさまざまです。
そこで、血行不良になってしまう原因をまとめたので、自分に当てはまっていないか確認していきましょう!
運動不足&筋力低下
血行不良に陥る代表的な理由が運動不足&筋力低下です。
そもそも血液を送り出しているのは心臓ですが、身体全体に巡らせるには心臓だけだと足りません。
そこで心臓の手伝いを行うのが筋肉になります。
とくにふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれるように、下半身の血液循環には欠かせません。そのため、ふくらはぎの筋力が低下すると、むくみや冷えに繋がります。
水分補給をしない
水分は血液をサラサラに保って巡りを良くするのに重要です。そのため、水分補給をしない人は血液がドロドロになってしまい、血行不良になります。
特に汗をかかない人は要注意です。なぜなら、汗をかかないために水分補給をあまりせず、いつの間にか血液がドロドロになっている可能性があります。
食生活の乱れ
食生活が乱れている人は注意しましょう。
特に油物が多い人は血液がドロドロになりがちです。
血液がドロドロになれば血の巡りも当然悪くなりますから、健康的な食事を心がけるようにしましょう。
自律神経(体の調子を整える神経)の乱れ
自律神経が乱れると血管が収縮してしまい、血液の流れが悪くなります。
特に現代人はストレスが多く、交感神経が活発になりがち。
交感神経(興奮を伝える神経)が活発になると血管が常に収縮している状態が続くので、血液がスムーズに流れません。
そのため、定期的なストレス発散や、副交感神経(リラックスさせる神経)を活発にさせる生活を送るなどがおすすめです。
血行促進の具体的な方法
具体的な血行促進方法を知れば、今日からすぐに実践できます。
とはいっても、単純に健康的な生活を送ればいいのですが、健康的な生活の意味が分からない人もいますよね。
そこで「こうした方がいいよ」というアドバイス的に血行促進の具体的な方法をまとめました。
すぐにでも実践できるものもあるので、ぜひ今日から試してみてくださいね。
健康的な食生活
健康的な身体への第一歩は食事からです。まずは、普段の食生活を見直してみましょう。
中でも血行促進に効果的な食材と言われているのは、ニンジン・ごぼう・玉ねぎ・ショウガ・青魚などです。また、お酢ドリンクや生姜ドリンクなども効果的だと言われています。
ニンジン/ごぼう/玉ねぎ/生姜/青魚/黒ゴマ/カカオに含まれるフラバノール
定期的な運動
なぜ血行不良になるのかでもお話した通り、定期的な運動も血行促進に大切です。
その中でも、激しすぎない有酸素運動がおすすめ。
特にウォーキング・水泳・ジョギングなどが効果的だと言われています。
ふくらはぎのストレッチ
ふくらはぎは下半身の血液循環に欠かせないものでもあり、心臓に血液を送りかえすポンプの役割があります。
そのため、ふくらはぎのストレッチを行うのは血行促進に効果的です。
- 床に両足のかかとをつけ、壁or台に両手をおく
- 前傾姿勢をとる
- 足を前後に開く
- 前足の膝をまげて後ろ足をのばす
アキレス腱伸ばしのような形で、ふくらはぎが伸びているのをしっかり感じましょう。
ふくらはぎマッサージも効果的!
ちなみに、ストレッチだけでなくマッサージも効果的です。
- 足首から膝にかけてふくらはぎをなで上げ、膝の裏へ流す
- すねの骨の両脇を親指で押し、徐々に上にずらす
- 足首から膝の裏までさすり、膝裏のリンパ節を刺激する
半身浴
運動する時間がない人や、今日から手軽に血行促進していきたいと思っている人は半身浴を試してみましょう。
入浴中は汗をかくので、水分補給も怠らないようにするほか、無理して入りつづけないようにしてください。
また、半身浴以外にもヒートショックプロテイン入浴法で血行促進や筋肉疲労軽減ができます。
(詳しくは以下の記事をご覧ください)
血行促進した方がいい人
血行促進すれば、さまざまな身体の不調を改善できます。
特に以下の理由が当てはまる人は血行促進を積極的に行っていきましょう!
- 肌トラブルに悩んでいる人
- 疲労が溜まりやすい人
- むくみやすい人
- 便秘になりやすい人
- 夜ねむれない人
- 食欲が出ない人
- 倦怠感のある人
おまけ:血行促進でかゆくなるって本当⁉
「よし、今日からダイエット頑張ろう!」と思って急に走ったりウォーキングしたりすると、身体がかゆくなる、ふくらはぎがかゆくなるなど経験ありませんか?
それは、普段運動していない人が身体を動かして、血行が促進されたためです。お風呂に入るときに身体がかゆくなる人は同じように血流が原因になっています。
この“運動するとかゆくなる現象”を抑えるには、普段から軽い運動を行っている必要があります。いつも血液が循環していれば、痒くなることはなくなるでしょう。
また、睡眠も大事です。つまりは定期的に運動してしっかり寝れば、身体を動かしたときやお風呂に入ったときに身体がかゆくなることはありません。
まとめ
血液は身体の調子を整えるのに大切なものです。それもそのはず、血液がなければ人間は生きていけません。
当たり前のことかもしれませんが、なぜかおろそかにされがちなのが血液の循環です。本記事を読んだあなたなら、血行促進の大切さがわかったと思います。
今日からあなたも血行促進して一緒に健康的な身体を手に入れましょう!
コメント