スノーボードのカービングにおいて、ブーツはどれにすればいいのか悩んでしまう方は多いでしょう。
確かに、さまざまなメーカーから、硬さやホールド感など違うものが販売されていて、分かりづらいですよね。
そこで本記事では、カービングをメインに考えている人のために、おすすめのブーツを5選まとめました。それだけでなく、硬いブーツの方がいい理由も紹介しているので、参考にしてみてください。
カービングブーツ硬い方がいいのはなぜ?
なぜカービング向けのブーツは硬いのか、あるいは硬い方がいいのか、しっかり理解している方は少ないかもしれません。
しかし、理由を知っていた方がブーツを買う時に、確実に自分にあったものを選びやすくなります。
下記でカービングには硬いブーツがいい理由を解説するので、参考にしてみてくださいね。
滑りが安定する
まず、カービングをするうえで足首が固定されているかどうかは大事な要素です。足首がグラついていると、雪面からの圧によって安定しません。
しかしブーツでしっかり固定されていれば、圧に耐えられますし、エッジングも容易になります。
足への負担が少ない
ブーツが硬いと単純に足への負担が少ないです。柔らかいブーツやへたったブーツだと、自分で足首を固定しなければいけないため、その分足への負担が大きくなります。
特に、ハンマーボードなど硬い板に乗っている場合は、柔らかいブーツだとそれなりの技術が必要です。
私自身メタル入りボードをへたったブーツで乗っていたことがありますが、へたっているので上手く力が伝わらず、変な乗り方&急斜面で安定しませんでした。
板の硬さに負けない
カービングをメインにしている人は、基本的に硬めのボードに乗っていると思います。硬いボードなのに柔らかいブーツを履いていると、ブーツが板に負けてしまって100%の力を伝えられません。
なぜか最近のシーンは柔らかいブーツでも”できる”とされ、敢えて柔らかいブーツやバインを選ぶ人がいますが、あくまでもできるだけであって、楽なのは確実に硬いモデルです。(トリックは置いといて)
カービングにおすすめのブーツ5選
ここからはカービングにおすすめのブーツ5選を紹介していきます。オーソドックスなものから少しコアなものまで選んでみました。
分からなくなったらここで紹介しているブーツにしとけば間違いありません!それぞれ解説していくので参考にしてみてください。
BURTON ION
「やっぱりこれは入るよね」
そう言われてもしょうがないレベルで有名なバートンのアイオン。BURTONブーツの中では上から2番目の硬さです。
BURTON アイオンの魅力といえば、全てが丁度いいところでしょう。硬さ、ホールド感、安定性、正直迷ったらこれにしとけば間違いないです。
私自身ずっとBURTONユーザーなんですが、トリックからカービングまで問題なくできます。初心者の方には硬いと感じるかもしれませんが、私が教えているカービング初心者の女性も使っているので大丈夫です。
BURTON ドライバーX
BURTONの中で最も硬いブーツがドライバーX。「こんなに硬いならハードブーツ履けばいいのでは?」そう言いたくなる硬さといっても過言ではありません。
ドライバーXはアイオンだと物足りない方や、高速域の安定性が欲しい方、メタルボードなどめちゃ硬いボードに乗っている方におすすめ。
ただ、私は「カービング=ブーツは最高硬度!」のレッテルが好きではないので、基本アイオンを使っています…。(笑)
というか、ショップでブーツを見ているとき、急に店員さんにどんなスタイルか聞かれ、カービング系ですね。と答えると、ほぼ必ずドライバーXを勧められる安易さが好みではないです(無駄なプライド)
flux OM-BOA
fluxの中で最も硬いのがOM-BOAです。実はバインディングだけでなく、ブーツも販売し始めました。fluxが開発しているので、もちろんfluxバインディングとの相性が抜群。
fluxバインディングを使っているなら、OM-BOAにする選択肢もありますね。
最近は全体的にボアシステムが好まれる流れが来ているので、ボアでめっちゃ硬いブーツが欲しい!と思っていた方にもおすすめです。
ちなみに、私も次のブーツこれにしようかなと迷っています。
DEELUXE EDGE
DEELUXE EDGEはディーラックスの中で最も硬いモデルです。テクニカル系の人から好まれており、トップライダーも使っている方が多い印象ですね。
特徴としては、硬いのにハイレスポンスな点。ただ硬いだけではなく、しっかり自分で操作している感じもあります。
ちなみにディーラックスはユニオンとの相性がいいので、ユニオンバインディングを使っている人にもおすすめです。
northwave ディケイド
northwaveで最も硬いのはドメインですが、あえてディケイドを紹介。どいうのも、ドメインだと硬すぎるため、大抵のカービングユーザーには当てはまらないと思ったからです。
それに、最近はラントリが流行っているので、カービング中にトリックを打ちたい人も多いでしょう。そんな方に丁度いいのがディケイドです。
もう少し硬いのでいえばプロフィシーですが、そこは好みの問題にもなってくるかと思うので、どうしても気になるならショップで履いてみると間違いありません。
ちょっとした悩みはサポートアイテムで解決!
ブーツを購入するといっても、毎年買い替えられるほど安いものではないですよね。できれば多少のへたりはどうにかして解消させたいと思う人もいると思います。
そんな方におすすめなのが、サポートアイテム。
へたりの解消から、もう少しホールド感が欲しい!足元の安定感が欲しい!といった方のために、さまざまなアイテムが出ています。
詳しくは下記の記事で紹介しているので、ぜひお読みください。
まとめ
カービングを上達したいなら、ブーツの硬さもこだわりたいですね。ブーツやボードの硬さがマッチするだけでも、滑りやすさが極端に変わるので、妥協せずに自分に合ったものを探してみましょう!どれにすればいいか分からない方は、本記事で紹介したブーツにしとけば間違いありませんよ。
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